子供たちのお月見

みなさま中秋の名月はみられたでしょうか?
残念お天気具合であんまりはっきり見えませんでしたね(゜-゜)う~ん
毎年ちかくのご門徒の谷口さんのお家にはえてるススキを頂いて
子供たちと団子を食べております(*^_^*)
月がはっきり見えなくても、まぁ団子が食べれればいいんです(笑
仏教説話にもお月様は大変色々なお話に登場しますね
「心に月を映す」という話があります。
仏様の御真理を月にたとえ、自らの心の池に月を映すというお話
心に波がたつとゆがんだお月様しか映らない
瞑想をして煩悩を消して、心を落ち着け観察(かんざつ)していく行のお話ででてまいります。
心を落ち着けられない私たちはどうすんの?
それでも一度や二度心を落着けられようとも
すぐに心は動揺して波がたってしまいお月さまはゆがんでいきます。
そこに気づかれた親鸞聖人は法然上人から阿弥陀様の御教えをいただきます
我々を救おうと働き続けている阿弥陀様のお力を疑うことなく信じ
お念仏としていただいていく。
阿弥陀様のおはたらきを御信心として頂き、
お念仏として私の口に仕上げていただきました
努力せずとも光としてずっとわが身を照らしてくださる阿弥陀様のおはたらき
大変尊いおはたらきのなかに日々生かされているんです。
さて次からは余談
京都の向島に三夜荘という別荘がありました。
西本願寺門主の別荘です。
この別荘は小高い山の上にあり、眼下には宇治川が流れています。
また三夜荘には池もありました。
大谷探検隊を組織した光瑞猊下は杯(さかずき)に映る月・池に映る月・宇治川に映る月
三つの夜を眺めてお酒を頂ける別荘だったそうです。
さすが粋な猊下らしい発想ですね(*^_^*)
じゅーしょくでした(^O^)/