『重誓偈』は『仏説無量寿経』の上巻にある讃歌です。 はるか昔、仏になられた阿弥陀様は、すべての苦悩の人びとを救うため法蔵菩薩として現れ、世に超えた四十八の願い(ご本願)をおこされました。 そして、心貧しく苦しみ悩む人びとを迷いの海から救い出し、南無阿弥陀仏の名号にこめられた心を伝えることが出来なければ、決して仏にはならないと、重ねて誓われています。