わが耳を疑う話


 以前、全日仏のマルチメディア研究会という会があって、シンポジウムに参加した。その反省会が11月5日にあったようだ。その結果を聞いてわが耳を疑った。
 どうもその反省会では、もう訪れている情報社会に対応しようというボクの意見はまったく無視され、「インターネット」ではなく、ホームページで宗派の宣伝をどうしているのか、どのように発信しようとしているのかを、話がしたかったようである。
 そこで今度は、お江戸でメーカーを呼んで、どのように発信すればよいのか、ご高説を聞くんだそうである。

バカも休み休み言え!

 メーカーであれ、Webクリエーターであれ、毎日、どのように自分の思うことを分からせようかと心を砕き、本当に良いものをどのように創ろうかと苦心惨憺しているのに、それをショボイ金銭で盗もうと言うのか!
 坊主なら、彼らの苦しみをみずからの苦しみとして、なぜ共にしようとは思わない!
 坊主なら、なぜ本当のものを創ろうとして、売れなければならないとダウンサイジングしている彼らの悲しみを分かろうとしないのか!

 だからお江戸の坊主はバカだと言われるのだ! 何のことはない、門徒のことも檀家のことも何にも知らないノーテンキ。

坊主の務めはどこにある?

 メーカーのお説を拝聴する前に、テメーらの偽者のハゲ頭で、もう一度社会がどのように変化しようとしているのかを、自分の目でシッカと見据え、坊主として提言することがあってよいはずだろう。それこそが坊主の務めであって、それこそが望まれていることなんじゃないのか!
 
 永平寺の下らない言い訳を読みたくてホームページを覗いているんじゃないんだ。そこにひょっとすると、本当のことを書いてあるかもしれないから覗くんだし、ひょっとすると麻原よりマトモな坊主が居るかもしれないという一縷の望みを託してページをめくっているんだ!
 それが、単なる観光寺院に成り下がり、移植だ脳死だと叫んでみても、ただのニュース解説に終わってしまって、何にも傷みを分かろうとしていないお座なりの言い訳ばかり! どこに禅宗があり、どこに道元様がおられるのか一度聞かせてみて欲しい。
 
 「賢い坊主なんてもういらん!
 一人でも良いから、あたしの悲しみを聞いてくれ!」
 
 と泣き叫んでみても、ハナのお江戸にはもう坊主はおらんらしい。嘆かわしいと言えばよいのか、バカバカしいと言えばよいのか。ボクにはもう分からんが、二度と全日仏の会議には呼ばれんだろうから、安心して書かせていただく。

 全日仏は、ただのクソ坊主のお楽しみ会だ。テメーらみたいなアホが、日本の仏教の代表だなんて、「坊主でございます」と言うのも恥ずかしいワイ。