時代の変化とは

 「時代の変化がどのようになるのかがわからない」と悩んでいる人がいるらしい。ここいらで少し仏教的な話をしておかなくちゃ、このサイトがどこのサイトが分からなくなるので、ちょっと話をしておきたいと思う。

 時代は変化する‥‥このことを仏教では「諸行無常(しょぎょうむじょう)」という。すべての現象は常住することはない。マ、留まることはないとでも言うのか‥‥。だから、時代だって止まっているはずがない。
 しかし、その変化の法則性がわからないから、人間は困っているのだろう。もっと言うと、人間の考えた方向性に合致しないから、悩むのだと思う。

 そこでもう一つお釈迦さまの言葉を適用しなくてはならない。「縁起(えんぎ)」という言葉になる。これが変化の方程式だと言える。
<今日は硬いなァ>

 仏教の話を書くときには、どうしても硬くなっていかんなァ。この方程式は、簡単と言えば簡単なもんなんですナ。一つの変数ではないということを教えているだけなんです。つまり

        y=ax+b やら y=ax2+bx+c

なんぞでは少なくともない。変数がもっとたくさんあるんだということを言おうとしてるわけです。
 じゃあ

        y=ax+bz+c やら y=(x+a)2+(z+b)2+c

なんかで表現できるのか‥‥というと、それでもない。変数は、およそ無限にあるというわけですワ。
 すべての事象は、相互に関係し合って現象として成り立っているんだから、それらすべてが変数となって結果に影響するんだということを示しているのが「縁起」というものです。

 では‥‥すべての現象が相互に干渉しあうのだということがわかったら、現代の社会様相もこの方程式どおり動いている。

 ところが、最近の変動を見ていると、どうも振幅がしだいに大きくなっていると感じることがないだろうか‥‥。
 小さな変化であったものが、次第しだいに相互干渉をしあって、どんどん振幅が大きくなっていく‥‥いや等差級数的に見えていた振幅の変化が、どうも等比級数的になっているのではないかと見える。
 もちろん、y=ax+bの変化もy=ax2+bの変化も(a,b)での変化は様相的にはほぼ同じであるのと似ている。人間の見える範囲はごくごく微細なものであるから、様相的には同じもののように見ているが、実際にはおおきな変化を指し示しているのかもしれないが、それが人間には捉えられないのではないかと思われる。

 変化の振幅が等比級数的に大きくなっているとすると、いつかブレークする地点があるのではないか。そこが見極めれば、それほど不安を抱かなくても良いのではないかと思われる。
 もっとも、変化の振幅が等比級数的に広がっているということが分かれば、かなり安心できるのではないかとも思うが‥‥

<しばらく、この話を続けて考えていきたいと思う>