合同会議のまとめ

初のFAX編集スタッフ・専門委員の顔合わせ

 

 “本願寺派宗務情報センター”というまあ変な組織の中に、本願寺派のインターネットを統括する部門が存在しています。正式名称は本願寺派宗務情報システム委員会の専門委員というのが、ボクの役割です。
 この委員会は、宗会議員や宗務所関係部長などで構成されており、センターの業務を監理しております。実際にはセンターを管掌している総合企画室と専門委員で運営しているといるのですが、まだ本願寺派内部で正式部署となっていないので、監理の委員会が置かれているわけです。
 このセンターの業務の範囲は広く、いわば本願寺のコンピュータ関係はすべて管掌することになっています。
1.宗務所内のコンピュータの監理とLANの管理
2.インターネットなどでの情報の発信
3.ニューメディアの研究

などが業務の主なものです。
 この2の情報発信部門に、FAXによって情報を発信するということを、好井専門委員をリーダーにしてすでに何年か続けてきました。実際には、ライターを何人かお願いして取材構成を含めて、ニュースレターをFAXで発信しているわけです。
 ところが、FAXで流すだけではもったいないので、ホームページにもこの情報を入れるようになりました。そこで、ライターの皆さんからインターネットに入れるなら別の切り口も必要なのではないか、という疑問が提示され、専門委員との合同の会議が必要だと要請されたわけです。
 とは言え、専門委員は、情報内容に関する好井専門委員、ニューメディアの研究で生駒専門委員、法律問題で森田専門委員、コンピュータシステム関連でボクが入っているわけであり、ライターの皆様とどのように話がかみ合うのか心配でありました。
 ライターの方たちには、太田信隆、志茂田誠諦、末本弘然、外松太恵子、谷川美津枝、野々村智剣、南真琴と錚々たるメンバーが入っておられます。

 ライターの方たちにはかなり苛立ちがあったのだと思います。いわば出てきた問題ごとに一本釣りの要領で好井専門委員がお願いしたかたがたですので、ご自分の思いとギャップがあったということなのであろうと想像します。 現実には、本願寺派内部でも正式に決まった部署でない部門におられますので、何をどう動かせばよいのかというお悩みもあっただろうと思います。
 ボク自身は、このライターの方々を論説委員だと考えておりました。いわばツワモノだらけでございますので、ボクのようなモノ書きとしては素人が口を挟む話ではないと考えていました。 しかし、ホームページに何を置いて、どのような表現‥‥デザイン‥‥でその論説を発信していくのか、となるとボクの仕事なのかなとも思っておりました。
 さすがにライターの皆様は、その点をシッカリ考えておられて、ページが更新されるたびにメールで知らせられないのか、メーリングリストがないのはなぜか、メールマガジンはできないのか、なぜ双方向にならないのか、などと我々の懸案事項をものの見事に指摘されました。
 こうなってくると、ボクは言い訳ばかりをしなくてはなりません。ハハハハ。
 これらのことはすべて委員会に上がっており、総局がGOを出してくれればすぐにもできることばかりなのです。しかし、今のところGOサインが出ておりません。

 インターネットやITに関しては、マスコミが暗闇の部分ばかりを書いてくれます。そのお陰で、余計な心配をしているというのが事実なのです。 会議室を作ったら変な人間がボードを荒らすのではないかとか、ダイレクトメールをうつと迷惑がかかるのではないかとか、散々に委員会でも質問を受けました。 しかし、それらはインターネットでは当たり前のことであり、その程度のことを恐れていたのでは、前には進めないというのがボクの結論です。
 というようなことで会議は紛糾いたしましたが、以下のことをなんとかとりまとめました。

  1.Webマガジンを不定期に発行する
  2.電子会議室を早急にオープンする
  3.訪問者から感想を聞く
  4.質問メールを受け付ける場所を作る
  5.HPのモニターを募集する
  6.更新をメールで知らせる

以上、六項目を早急に実現する。そのために、スタッフを充実させなくてはならない。と、同時に、地方の方たちからの情報を貰わなくてはならない。 つまり、スタッフが出て行って取材するにも限度があろうということです。しかも、ライターの方々からは、過去の話ばかりじゃダメで、予定などをシッカリと入れなくてはならない。 とまで提言されてしまいました。
 驚いたのは、ライターの方々はインターネットの特性をじつによくご存知でした。<当たり前か‥‥>

 ボク自身は、会議室についてお話をしたのですが、仏教辞典をみんなで作るというプロジェクトをやりたいと考えております。 会議室というのは新しい順にならんでいますが、それを五十音で並び替えて、用語ごとにスレッドを作り、みんなでその言葉について書き込んでいくというものです。 今、仏教語の辞典がインターネット上にあまりありません。それを補完するためのプロジェクトです。 そうすれば、仏教語でない言葉でも、仏教ではこう考えるというような新たな切り口も見つかるのではないかと思っています。
 いずれにせよ、ライターの方々が少なくとも前進するために協力してくれるということなので、一気に本願寺のHPは前進するように見られます。そのことがとてもありがたく嬉しい発見でした。